シコウ
【1月】色々あって失意の底に落ちる。オトナになりたい、と、外へ向かっていきたい、と決心する。2月の演奏会に向けて合唱練習本格化、結構ばてる。ブログ更新が活発化する、そしてオレンジレンジをネタにしはじめる。安永知澄のマンガに衝撃を受ける。スピ…
「音速ライン 盗用 写真」とかのキーワードで流れてきてるひとがいて、何時かは触れよう触れようと思ってる昨今な訳ですが。まぁ、前の前の記事で取り上げたジャケットの写真が、ネット上に掲載されてた写真の無断利用だったときたのだから、これも何かの縁…
とかそんなことを書いてたら、「辞書的には合唱を<演奏>とは言わないんじゃねーの?」と言われた。ので辞書的に調べてみた。 http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=%8D%87%8F%A5&word_in2=%82%A0%82%A2%82%A4%82%A6%82%A8&word_in3=PVawEWi72JXCKo…
「わたくしはどこまでも孤独を愛し/熱く湿った感情を嫌ひますので」 『春と修羅第二集』序。(http://why.kenji.ne.jp/haruto2/jo.html) 最終回。明日本番だから。いや、全国いったら続き書くかもしらんけど。 幾つか宮澤賢治の「春」概念について例示する…
id:assa:20050929の続き。春と修羅、序文。 http://why.kenji.ne.jp/haruto/100jo.html 横書きにリンクしたけど、縦書きのが良いと思います。 この序が語ってくれることは、強いてシンプルに言うなら、イメージとして詩を捉えるのが大事てことである。書くの…
宗教は疲れて近代科学に置換され然も科学は冷く暗い 芸術はいまわれらを離れ然もわびしく堕落した宮澤賢治『農民芸術概論綱要』(http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html) 世界→作品←鑑賞者 大雑把に書くと、西洋近代の芸術作品の解釈…
声に曲調節奏あれば声楽をなし 音が然れば器楽をなす 語まことの表現あれば散文をなし 節奏あれば詩歌となる(宮澤賢治『農民芸術概論綱要』http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html) とまぁ、(1)で色々調べ書いてて一番思うのは、宮澤…
『春と修羅』を歌うことになった。宮澤賢治詩。信長貴富作曲。とかなんとか、昔木下センセの授業で「雨ニモマケズ」を材料に色々話を聞いたことがあって、何となくひっかかってた部分もあって、サクっと宮澤賢治について調べてみた。授業はアートマネージメ…
徐々に著作権関連やらの文献やら音楽美学の文献やら読むのにもまとめて書くのにも飽きて、というか問題意識の先走りばっかりがおき始めて一向にシコウが前に進んでいないので、そろそろインプットからアウトプットするために何を集約するのか考える、という…
誰もが忘れた頃に<パクリ>をめぐるBlog、『<パクリ>にまつわるエトセトラ。』更新。僕も忘れかけてた。いかんいかん。涼しくなったらシコウもまとまってくると思うので、更新ペース上げたいものであります。 「ドロボー」という単語と「盗作」という概念…
最近発売されたとあるJポップのムック本にオレンジレンジの最近の曲のレビューが出ていた。1P割かれたレビューで主旨は大体こんなだった。「パクるのは別段勝手だけど曲に<心>がないよね。」……心……。自分で歌を趣味にしている身分なので、オンガクには何か…
『<パクリ>にまつわるエトセトラ。』が更新されたですの。 (……) 仮に「ドロボー」呼ばわりされてる音楽屋が居るとして、ここで問う。彼は何を盗んだのでしょう?答え、誰かの曲。これもまた即答かも。 けど、ここでふと違和感を覚える。なんか、違うんで…
以前、というか半月くらい前にTHE PREDATORSの『Hunting!!!!』というアルバムを買った。the pillowsの山中さわおとストレイテナーのナカヤマシンペイとGLAYのJIROの組んだオルタナパンクバンドで、それはそれはかっちょいいオトを鳴らしてる粋な3人組な訳で…
忘れた頃に奴らはやってくる。ドロボーに、いや、『<パクリ>にまつわるエトセトラ。』第3回です。まるで某雑誌の某作家並に更新が遅いっつか本人のモチベーションがそのまま更新頻度に反映されるっつかて感じですが、まぁマイペースに書きますので、マイペ…
『<パクリ>にまつわるエトセトラ。』絶賛更新中。とは言いつつ第2回。先に謝っておきますが、更新飽きたらごめんなさい。 栗原裕一郎さん(id:ykuriharaさん)からはてなブックマークに寄せて頂いたコメントによるなら、その昔『ドロボー歌謡曲』という本…
勢いで<パクリ>をめぐるBlogを立てました。題して『<パクリ>にまつわるエトセトラ。』http://asap.air-nifty.com/paquri/ 論文書けば少しは<パクリ>に関する世間様の捉え方への問題提起になるだろうという期待もあった訳だけども、議論が発展するばか…
もう月曜のことなんですが、午後休みで横浜美術館のルーブル美術館展(http://www.ntv.co.jp/louvre/)観てきました。平日に行かないとこのテのはまずゆっくり観れないからね、と。しかし、横浜美術館で「ルーブル美術館展」ていうのも、日本のアートマネジメ…
木下長宏のABC(http://blogs.yahoo.co.jp/kn_lechien/3800288.html)第1回。アルベルティの会(要旨1|要旨2)についての雑感。一番興味を持ったのがアルベルティとその周辺の発明した「遠近法」のもたらした、芸術と「人間」との関係性の変化についての下記…
母校にて私的録画補償金管理協会が開いてる著作権啓蒙のための寄付講座が開設されてるのですが、後輩達ががんばって中身をまとめてくれております。授業ダイジェストは、なかなか良いお仕事かと。無料で著作権入門が貰える、業界人に突っ込んだ質問ができる…
『Jポップとは何か』-烏賀陽弘道(岩波新書)読了。いやはや、堪らない概説書ですな。こいつは良い。まさしくアカデミズムに通ずるジャーナリズムというか。何と言うか。アカデミズムというのはジャーナリズムを利用しその言説を裏づけ拡張し、アカデミズム…
いや、id;gleamくんより垂れ込みが。どうやら、渋谷系@はてなさん(id:bmpさん)で引用されてる僕の文章(id:bmp:20050328)が「教科書に載らないインターネットの歴史」に微かに画像で乗っかっているらしい。(id:gleam:20050522)思いがけないところで、…
こないだ『東京ライフ』-Lucky 13という曲がタワレコの試聴台でプッシュされてて試聴してみたのだけども、まぁ想像通りというか「東京で独り暮らしするちっぽけで寂しい自分」というイコンを表象した曲だった。悪くは無いのだけど、このテのテーマの曲って長…
さて、『FACELESS MAN Vol.1』-THE BOOMをビデオで流しながら。最近、妙に宮沢和史の顔と佐野元春の顔が被って見える。ミヤの顔が落ち着いてきたせいかもしれないけど。「カオナシ」なんてタイトルをつけていた彼が最もルーツ探し的なモノを求めてた時期では…
僕にとってWebは思いつきのクリップと、ささやかな実験的実践とプロモーションのための手段に過ぎない。コミュニケーションは結果的に生まれるモノですな。なんとなく。なんてのはさて置き。増田聡氏が「BLOGというアーキテクチャ」の話をある機会にしていて…
打ち上げはますますお深いモードに。めがねをかけてなかったせいで、面識あるid:yskszkさんとid:smasudaさんに挨拶したら*1「失礼ですがどちらさま?」とまったく同じ反応を返されたのがおかしかった。やはり眞鍋国大教育人間科学部02年卒は眼鏡をかけてキャ…
「ユリイカ*ブログ作法 打ち上げトークショー」(http://www.books-sanseido.com/kanda_4/2005/04/_.html)に行ってきました。何処へ行きたいのか方向性のよく分からない異種混交な話題のカオスの中で(ある意味四番バッターだらけの巨人打線みたいだった。…
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0504/28/news097.html ここで僕がぐだぐだ言っても問題点は記事内に列挙されているのであれだけども。 同委員会で主査を務める東京大学教授の中山信弘氏は「徴収と分配の公正さが必要だ」と制度の基本姿勢を確…
買い物記録。『ロッキンオンジャパン』2005/5月号。話題騒然、ロケオンにオレンジレンジ表紙、ロングインタビュー付。と言う訳でとりあえず捕獲。後でそのうち必ず触れることになろうが、これは面白いぞ。ファンは勿論、アンチファン、アンチアンチファン(…
それと関連して、というかなんというか。「あのアンチミカンサイトの中の人は確信犯でまとめやってるんじゃないですか?」と某氏と話をしてたらそんなコトバがその方からでてきた。だってあれを真剣にやるなんて有り得ないでしょう。というよなことを言われ…
「不揃いのミカンたち」と題し、並べた5、6個くらいのオレンジを車が轢き潰すPVをカラオケの合間に画面に見かけた。誰のPVだったっけ?あれは何かメタでベタな意味があるのでしょうか?まぁそれはさておき。http://blog.livedoor.jp/monapopu/archives/18251…