Are the rights right?

母校にて私的録画補償金管理協会が開いてる著作権啓蒙のための寄付講座が開設されてるのですが、後輩達ががんばって中身をまとめてくれております。授業ダイジェストは、なかなか良いお仕事かと。無料で著作権入門が貰える、業界人に突っ込んだ質問ができる等々メリットの多い講座らしいです。

http://www.edhs.ynu.ac.jp/sarvh/

その中でなんと講師として「日本レコード協会広報部部長」今村二郎氏がやってきました、とのこと。ア・バグ・フライド・イントュー・ファイアー、てな感じで僕の意を汲んでくれた後輩のid:gleamくんが散々いじってくれたようです。id:gleam:20050526#1117093081

CDはモノとして音楽を所有したいと考える人のために残ると思うし、印刷されたライナーノーツなども付加価値を与えている。今後も音楽を流通する主力の手段として記録メディアは残る(!)と考えている。

とは今村氏の弁(要旨)。流石は広報部長、強気の発言で御座います。蛇足ながら、その教室に何人iPodユーザーが居たのか、ちょっと気になるところ。けどなんだかんだ言って、僕もそんな所有欲に駆られてCDを買ってしまう人間のひとりです。まぁ半分は中古なんでありますが。

けど「1ビジネスマンとして」見ると、やっぱり市場のニーズを掴み損ねて零してるなぁ、と思っちゃう。音楽業界久々のヒットとなった着うただってレコード会社がオカネとれない着メロのシェアに比べたら全然稼ぎ少ないらしいという現状。それに少なくとも僕は「タダで」聴きたいのではなく、「安く良いコンテンツを手に入れたい」それだけなのだよ。市場の需給バランスからすれば、それを意識してビジネス展開するのは当然のことだと思うけど。複製できない、音質悪いスピーカでしか聴けない、そもそも限られた端末でしか聴けない「着うた」が1曲数百円なんて、1消費者としてみれば全然高いですよ。まぁ僕は京ぽんユーザなので、単純に着うた使えない訳ですが。ふーん、だ(特に意味なし)。