2005-01-01から1年間の記事一覧

春と修羅(4)。

id:assa:20050925の続き。ぐだぐだ考えてることを言語化してる時間がないのでサクっと。後で詳細にぐだぐだ書くかも。ぐだぐだ。 ・池澤夏樹が『春と修羅』の解釈について「春=世界/修羅=賢治」と規定したらしいが、ちょいそれは正確でないと思う。前回書…

春と修羅(3)。

宗教は疲れて近代科学に置換され然も科学は冷く暗い 芸術はいまわれらを離れ然もわびしく堕落した宮澤賢治『農民芸術概論綱要』(http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html) 世界→作品←鑑賞者 大雑把に書くと、西洋近代の芸術作品の解釈…

春と修羅(2)。

声に曲調節奏あれば声楽をなし 音が然れば器楽をなす 語まことの表現あれば散文をなし 節奏あれば詩歌となる(宮澤賢治『農民芸術概論綱要』http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html) とまぁ、(1)で色々調べ書いてて一番思うのは、宮澤…

春と修羅(1)。

『春と修羅』を歌うことになった。宮澤賢治詩。信長貴富作曲。とかなんとか、昔木下センセの授業で「雨ニモマケズ」を材料に色々話を聞いたことがあって、何となくひっかかってた部分もあって、サクっと宮澤賢治について調べてみた。授業はアートマネージメ…

川の音、潮の音。

湯川潮音、羨ましいなぁ。ファーストメジャーシングルがハナレグミ永積にくるり岸田、そしてミュージックマシーンさんによれば、セカンドシングルはex.スマパンのひとにカップリングが黒沢健一だってさ。唄い手冥利につきるよねぇこんな方々が美メロをがんが…

その音楽の<私>とは誰か。

徐々に著作権関連やらの文献やら音楽美学の文献やら読むのにもまとめて書くのにも飽きて、というか問題意識の先走りばっかりがおき始めて一向にシコウが前に進んでいないので、そろそろインプットからアウトプットするために何を集約するのか考える、という…

Run away, 100 years away.

誰もが忘れた頃に<パクリ>をめぐるBlog、『<パクリ>にまつわるエトセトラ。』更新。僕も忘れかけてた。いかんいかん。涼しくなったらシコウもまとまってくると思うので、更新ペース上げたいものであります。 「ドロボー」という単語と「盗作」という概念…

四六時中も歌を聴いて。

ここ半月くらいの消費録。『Superstar』-くるり。ポップ。ここ数枚のくるりってポップには違いないのだけど、次のアルバムどうなるのか想像つかないくらいに、様々にポップよねと思う。巧くはまってくれると良いのだけど。けど、巧くはめちゃうのがくるりな…

Super Star or Sweet Star?

ところで、僕的に何より驚きなのは、ハレンチ☆パンチが、かのSPEEDSTAR RECORDSから分派した「SWEETSTAR」なるレーベルから出ていることですよ。SPEEDSTAR RECORDSて言ったら、ビクターの抱える本格派音楽屋が多数軒を連ねるレーベルですよ。くるり、Cocco、…

Punch in the Orange Zone.

なんか仕事に忙殺されてる間にオレンジレンジのパクリグループが誕生したようです。その名も「ハレンチ☆パンチ」。最初名前を聞いたらコミックバンドかと思ったのだけど、どうやらアイドル(?)を仕立て上げた女性3人組ユニットらしい。 さわやか青春ソング…

ただいま。おかえりなさい。

僕が旅立つ前に。

とりあえず石田のセットリストだけ。下北沢Mona Recordsでの石田ショーキチ、湯川トーベンアコースティックライヴ。 レインボー ミラージュ 水虎の涙 Carry On (以上SCUDELIA ELECTRO)カナリア諸島にて(大瀧詠一) 風立ちぬ(松田聖子) 白いパラソル(松…

 股旅。

夏休みとれたので、ちょっと夜行に乗って仙台までいってきます。31日朝に帰還予定。ライヴレポとかその後で。いやー緩かった。ほんと緩かった。とーべんステキだった。ベースできて、ギター巧くて、声がいいなんて反則だ。

糾弾を捨てよ、町へ出よう。

元祖ミカン糾弾サイトでありましたところの「アンチオレンジレンジまとめ」が、そのコンテンツを消し去り何ヶ月が経ったのかはよく分かりませんが、何しろ雨後の筍のようににょきにょきと新手のアンチサイトが出来ている模様です。ふーん。インタビューの最…

NICE PRICE.

近くの駅のCD屋が閉店セールやってた。CD30%オフ、楽譜半額。日曜の夜だったし、何せちっぽけな店だもんで、J-POPにはもう大した出物はなかった。無理して買おうと思えば買えたけど、別段レンタルでも済むなぁ、て盤が大半。洋楽コーナー(勿論輸入盤なんて…

welcoming Ponte.

浦和対FC東京。2-1。8年振りにレッズ戦生で観てきました。埼玉スタジアムのゴール裏は上に広くていいねぇ。自由席なのにけっこ俯瞰して見れて美味しかった。指定で代表戦観たことあったけど、こっちで観る方が断然好みだわ。勿論、ゴール裏の熱さを味わえる…

月光はロックを語る。

なんとなく最近過去回帰モードなせいか、ブクオフで拾ってきたLINDBERGのスコアを引っ張ってはコードをさらってまったりするクセがついている。そのせいか、なんだか懐かしくなって、押入れからLINDBERGのCDを引っ張り出して聴いたりもしてる。特集雑誌も幾…

アジアの主審。

北京ベルリンダブリンリベリア東アジア選手権男子テレビ観戦。北朝鮮と中国戦を見終えたあとそのまま日韓戦。1-0。なんか、勝ってしまったね、とかそんな試合だった。なんか、負けてしまったね、という北朝鮮戦と対極というかなんというか、短期決戦てのは皮…

i don't know how to explain so i had sung.

最近発売されたとあるJポップのムック本にオレンジレンジの最近の曲のレビューが出ていた。1P割かれたレビューで主旨は大体こんなだった。「パクるのは別段勝手だけど曲に<心>がないよね。」……心……。自分で歌を趣味にしている身分なので、オンガクには何か…

こんにちはルララ。

余りに世間がiTMS、iTMSと騒がしいので、つい何かを書かなければならない衝動に駆られてしまうではないか。青天の霹靂て感じでびっくり。散々焦らされた割に始まりは唐突だったというか。平日だったせいか。で、早速のぞいて、ちらほら試聴はしてみたけど、…

ボーイズ・ビー・ワンダフル。

東アジア選手権。男子テレビ観戦。日本対中国。2-2。ジーコってのも実にやること極端なカントクさんである。普段は滅多に選手交代しないくせに、入れ替えるときは一挙にごっそり。4人DF総入れ替えしたときもあったけど、まさか11人総とっかえするなんて、今…

Magical Mystery Thief.

『<パクリ>にまつわるエトセトラ。』が更新されたですの。 (……) 仮に「ドロボー」呼ばわりされてる音楽屋が居るとして、ここで問う。彼は何を盗んだのでしょう?答え、誰かの曲。これもまた即答かも。 けど、ここでふと違和感を覚える。なんか、違うんで…

勝点ドロップ。

東アジア選手権が開幕。と言う訳で、日本対北朝鮮。テレビ観戦。0-1。予想だにしない展開に予想外の結果。しょっぱい試合でした。暑いだのJリーグHOT6から海外クラブとの親善試合までの過密日程の疲労だのて幾らでも言い訳はできるかもしれないけど、今日の…

爆音リッピング。

以前、というか半月くらい前にTHE PREDATORSの『Hunting!!!!』というアルバムを買った。the pillowsの山中さわおとストレイテナーのナカヤマシンペイとGLAYのJIROの組んだオルタナパンクバンドで、それはそれはかっちょいいオトを鳴らしてる粋な3人組な訳で…

Hi Good to see you.

半月ばかりオーストラリアで語学留学などしてましたの。というウソはさておき。忙し暑くてすっかり更新の気力を失くしておりました。お久しぶりです。

i saw the dorobow.

忘れた頃に奴らはやってくる。ドロボーに、いや、『<パクリ>にまつわるエトセトラ。』第3回です。まるで某雑誌の某作家並に更新が遅いっつか本人のモチベーションがそのまま更新頻度に反映されるっつかて感じですが、まぁマイペースに書きますので、マイペ…

ミカンのため息。

忙しくしてるうちにすっかり冬も終わりミカンの季節も過ぎたてんで最近久々に覗いて気付いたんですけど、http://www.noahs.jp/~antiorangeアンチオレンジレンジまとめサイトから「メインコンテンツ」の部分が一切合切消えてる。ジオサイドからの削除なのか敢…

君といた夏へ。

近づいたので再告知。お暇でしたら是非。 某合唱団 第12回定期演奏会「いろはのを」 2005年7月18日(海の日)16時開演 会場:川口リリア音楽ホール(http://www.lilia.or.jp/) 「Fest-und Gedenkspruche op.109」 作曲J.ブラームス 「カウボーイ・ポップ」…

捕食者に狩り(仮)。

『Hunting!!!』-the predators。んーオルタナしてるなぁ。くらいの感慨しか今のところ出てこない。まぁオルタナつかニルヴァーナのコピーしたくて組んだバンドなんだから当たり前だしそれはそれでおもろくはあるんだけども。あれよね、さわおのギターをウラ…

沈黙の夏色模様。

『冬色ガール』-スムルース。ブクオフで200円で買った。いまさらながら、ちょっと、というか結構お気に入り。最新シングルの『沈黙の花言葉』を石田小吉がプロデュースしてるてんで知って買ったのだけど、花言葉がせつなくも力強い名バラードなのに対し、『…