マンガ

最近の消費録。

まずマンガ。最近、佳作揃いで通勤が楽しい。 スケルトン イン ザ クローゼット (フラワーコミックス)作者: 岩本ナオ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/10/26メディア: コミック購入: 5人 クリック: 47回この商品を含むブログ (108件) を見るYesterday,Ye…

GO ROUND.

id:goito-mineral:20060205:1139144962 という訳で行ってきましたよ。伊藤剛さん講演会。後輩の応援も兼ねて。遠くまでご足労頂きありがとうございました。何せ『テヅカ・イズ・デッド』も頑張って2/3くらいまでは駆け込みで読み進めたものの未読了だもので…

コミックバトン。

コミックバトン。設問が英語なんで思い出したけど、これって数多ある亜流バトンでなく、ミュージカルバトンの項目のパロディなんですね。Q1:Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画の冊数) A1:200冊は超えてるくらいかなぁ。実家にも…

896 is still in time.

ゆんべ録画しといたハチクロこと『ハチミツとクローバー』(CX系)のアニメ第1回を眺めてみた。つか、7巻は最高すぎましたね。6巻あたりにちょっと顔をもたげ始めてたマンネリ感を一気に払拭して更に物語を高みに持ってってしまった。いやはや。と、原作の話は…

そう、歌うように。

ほんっと今更ですが、『のだめカンタービレ』-二ノ宮知子を買い漁っております。毎日毎日本屋で1冊ずつ買い集め、ほぼ日刊のだめ状態。大丈夫。ほぼ日刊こち亀なら書籍代で生活費破綻するかもしれないが、のだめならあと4日で終わる。『BECK』はすっかり止ま…

シャッターを切るよな速度も霞むスリル。

どうも背水の陣的極限状況(論文書いてたときとか演奏会前とか納期前だとかなんとか)に陥ると、部屋の掃除どころでなくなる……けど鬱屈とした結果物欲は溜まる……細々買い物する……モノを溜め込む……更に散らかる……という、所謂、ぷち消費スパイラル状態に陥る…

汐留に/海風あれど/海はなし。

そいや世間では流行語大賞とやらが流行ってるらしい。blog云々を無視して、あえて『asap.』的2004年流行語をみっつあげると、「夢」「内定」「成長」……かな……。大賞は「成長」だろうか。ありきたりですみませぬ。つか別段、流行語、ていうアレでもない訳だけ…

足許をごらんよ。

『愛すべき娘たち』-よしながふみ。JETS COMICS。白泉社。……勉強になりました(何が)。や、これはやっぱ、男性のマンガ屋さんには、描けないな。アイとかユウキとかキボウとかユメとか、ことばにすると陳腐なモノを現実的に加工してフィクションとして提示…

センチメンタル・コミック・ロマンス。

『僕等がいた』-小畑友紀、しばらく他のまんがが(谷川史子の初期作とおかざき真里と南Q太の新作のことだ。)おもろくて止まってたんだけど、1〜6巻まで読了してつい昨日、最新に追い付いてしまいました。最初はさー、あれ6巻におまけCDだかDVDついてら、高…

 星とちくわぶ。

『星の速さで駆けてく』-谷川史子。借りて読んだけど、良かったんで買いなおし。この漫画家さんて基本的に、出会い→すれ違い→はっぴぃえんどて流れのりぼん的プロットをキレイに描くタイプなんだけども、クッキーに掲載されたらしいこのマンガは、僕がツボに…

別離。

『バスルーム寓話』-おかざき真里。寓話、と言うだけあって、ちょっと不思議な御噺を集めた短編群。モチーフは一環として「別れ」。幾つかの物語は「出逢い」の描写が余りに鮮やかな分だけ、それが持ちうる諸々を彫り起こすことに成功してる。淡々としつつも…

素敵なc-lover、蜂蜜溶かしてく。

ほどほどにしてくれよ、羽海野チカ。危な過ぎる。公共交通機関の中で読めないぢゃん。電車の中で爆笑する訳にもいかないぢゃん。そんなで件のパンのシーン、電車の中でスーツ着ながら読んでた僕はどうしたらよいのだろう、と思いつつ必至に笑いを堪えており…

 ヘブンズ・ドライヴ・ウィズ・アリア。

『G戦場ヘブンズドア』-日本橋ヨヲコ。読了。撃ち抜かれました。ともあれここまで全編通して、描き切った、て感覚に満ち溢れてる物語に出逢えたてだけでも幸福だと思う。にしてもこれはマンガ描きマンガじゃなくて、構造的に完全にスポーツマンガですやね。…

 OH!ANGEL.

『天使なんかじゃない』-矢沢あい 読了。殆どプロットはご近所ですかね。完全版最終巻の解説にBUMP OF CHICKENの藤原基央が寄稿してたのが妙に面白かった。実に率直な感想なんである。ロックンローラーはこうでなくちゃいけない。こう呼ばせてくれないかぁ………

 断片3.5。

断片3。気付けば中身は空っぽだった。ごめんなさい忘れて下さい。「有馬の人格の出所はどうやって説明すればいいのか」つか人格て血で決まるのか?て思うけども。いや、決まると思う。ある程度は。こないだのあるあるスペシャルの血液型特集が周囲で割に話題…

 断片3。

http://d.hatena.ne.jp/assa/20040410、http://d.hatena.ne.jp/assa/20040411の続き。相変わらずネタばれ注意。カレカノ。彼氏彼女の事情。白泉社刊。 海へいこうありす/夏になったら/誰にも内緒で/海へ行くんだ/ふたりで/太陽がきみをきれいにするたび…

 断片2.2。

ところで本来作品論て完結してから書くモノだと思ってるので余り僕の中のカレカノ評価も固まってないのですよ。その上手元に文献が1と15〜17巻しかない。この辺りちょっとあやふやなのはお許し下さい。……で、「言い換えれば宮沢への無視が解消されるという展…

 断片2。

http://d.hatena.ne.jp/assa/20040410の続き。相変わらずネタばれ注意。カレカノ。彼氏彼女の事情。白泉社刊。「けれども、漫画でも文学でも、そのリアリティの有無の境界線がはっきりしないのは作品としてどうなのでしょうか?」物語、という概念をどう捉え…

 断片1.5。

因みに当たり前の話だけど、上記のような命題の解決はフィクションだからこそ許容されるモノだったりする、てのは大前提ですよ。殴っただけでそゆのが解決するなら警察は要らない。ただ、殴られるくらいの衝撃がきっかけくらいにはなる、て方がリアルかもし…

 断片1。

某所で飛び出したカレカノ話について。つかなんつか。読んでない方、或いは観てない方、ネタバレ入ります。『彼氏彼女の事情』-津田雅美。 『彼氏彼女の事情』-GAINAX。カントク庵野秀明。あのアニメの何が衝撃だったてあの第3話の展開だったりする。先ずは…

 「元々天体観測てタイトルでした」。

『回転銀河(1)(2)』-海野つなみ。少女マンガコーナには異色な各既刊の緑と青のカヴァーデザインに惹かれ、作家自体知ってたのもあり半ばジャケ買い。中身は「だからぁ連作には弱いんだってば!」と言いたくなるそんなこんなな形式の学園恋愛モノ。モチーフは…

 reality@NANA.

ところでふと妄想してみたんだけど、同発決定という設定の、NANAのブラストのデビューシングルとトラネスのシングル、CCCDなんだろうか。トラネスの場合、何となく軽薄なくせに音にはうるさいからCDで出しそうだ。リスナは余り拘らなさそう。逆にブラストの…

 Seven blue cars.

『青い車』-よしもとよしとも。何これ?無茶苦茶良いじゃんか。成る程、「『青い車』はフィッシュマンズである」、というComicHでのコピーは案外、よく言ったモノかもしれない。(まぁオザケン使われてるてんであからさまに渋谷系な匂いはする訳だけども。)…

 なんとなく二次創作。

二次創作系少女マンガ2冊読了。『インストール』-みづき水脈 と『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd (1)』-林ふみの。原作を殆どまんまなぞった前者と、原作のゲーム版(のスジはよく知らないのだけども)を裏話的に語るという後者で、対照的…

 なにはともあれ少女マンガ。

『砂礫王国』-由貴香織里、読了。所謂古典的なファンタジーですな。意外性は全くないものの、センの張り方が巧くできてる。というかムダなセンがない。詰め込み過ぎかな、と思わなくもないけど、それでも読ませてしまうのだから大したものだわ。因みに表題作…

 逃げる姫を追いかけよう。

『マリー・ブランシュに伝えて』-やまざき貴子、読了。実に王道を行く騎士/姫モノ要素に過去/未来モノ要素を組み合わせた短編。しかし思うのは、王道を王道らしく見せることの難しさだったりする。構築美、とでも評すべきか。様々なセンを張ってそれを最期…

 骸に咲く花。

『ぼくの地球を守って』-日渡早紀、読了。最早古典なのかな?とにかくこれはオススメ。オカルトな気配がしてイヤだ、てひとがいるかもしれないけどそれだけの理由で倦厭してる暇があったら騙されたと思って3巻くらいまで読んでみよて感じ。後は物語のちから…