汐留に/海風あれど/海はなし。

そいや世間では流行語大賞とやらが流行ってるらしい。blog云々を無視して、あえて『asap.』的2004年流行語をみっつあげると、「夢」「内定」「成長」……かな……。大賞は「成長」だろうか。ありきたりですみませぬ。つか別段、流行語、ていうアレでもない訳だけど。つかつか「内定」てうちのサイトで1回もでてきてないし。はてなの方では「成長」ネタも余り書いてない……まぁいいや……。

夢、といや2日間で『Paradise Kiss』-矢沢あい を今更のように読み返して、やっぱり良いなぁと思いジーンときたこの頃。矢沢て案外、これくらい(全5巻)くらいのヴォリュームが飽きもこなくてベストなんでなかろうか、と個人的にゃ思う。ファッション誌に連載されたという気楽さも手伝ってだろうけど、とにかくマジメに遊んでてしかも熱くてしっかり泣かせられるとこが大好きですわ。そうだ、夢を持とうGood Dreamsを。ゆめをかたちに。そして、何時か正夢。

パラキスてマンガは、実に端的にコミカルにある程度のリアリズムと付き抜けたロマンチシズムを要に「夢をかたちにする方法」というのを示してくれている気がする。別段モデルになるだとか服飾デザイナーになるだとか映像作家になるだとかロックンローラーになるだとか、そゆ大層な夢をあらゆるひとが持ちさえすればいい、とは当然思わないし、その必要は(今のとこ個人的には)別段ないとも思うのだけども、そらせつないこともつらいこともあるだろうが、そうやって前を向いてささやかなものでも、目標と指針に向かっていけばそのうち良いことはあるのだよ、とそんなありきたりなことを、現実レベルで再確認し自分の現状に言い聞かせるツールとしては、こゆ種の少女マンガは実に有効だという気がする。少女マンガや、少女マンガ的物語の基本は結局そこなんだろうなぁ。と個人的には思ってる。まぁいいやその辺は。余談。

ところで僕の夢は?と自分で問うたときに僕は大体……と思うようにしてる。けどここには書かないし、滅多には教えたくないと思う。たぶん笑われるからね。けどそれがほんとに叶えられたと感じられたならば、僕は遠慮なくないているんだろうね。そんな気がする。そんなイメージが、僕には今、ある、かもしれない。たぶん。笑ってないている、そうしてブルースは続くのさ。(feat. http://blog.livedoor.jp/shintaro521/)三段噺、以上!

折角引用させてもらったんで、トラバも送っておいたよシンタロウ君。「残波」でもいつかまた機会あらば飲み交わしましょうや(そいや最近よく行く幡ヶ谷の居酒屋にあるな「残波」)。僕はきっと来年あたり、沖縄に行きます。あの紺碧の海に帰りますよ。海のない海に留まっているだけでは、よい歌はきっと歌えない、と、思い初めているんだよ。そんなこの頃。メタファー。