断片2.2。
ところで本来作品論て完結してから書くモノだと思ってるので余り僕の中のカレカノ評価も固まってないのですよ。その上手元に文献が1と15〜17巻しかない。この辺りちょっとあやふやなのはお許し下さい。……で、
「言い換えれば宮沢への無視が解消されるという展開でクラスの女子が行った話し合いは不自然ではないか」
あやふやな記憶で断じてアレだけど、ここは井沢真秀(と芝姫)という人物を登場さして対比(そして対決)さすことで雪野の別の表情を引き出すことに主眼が置かれてると思う。つまり「無視」てキャラを描くための道具だった、と。道具要らなくなったから収束させた、と。そんな感じで捉えているのだけどいかがでしょう。僕の解釈ね。キャラのリアリティを増すために展開のリアリティを削いだ、て言っても良いかもしれない。
要は「何をいかに描いてるか」て問題だと思う個人的には。て今度は美学の領域に入ってきたのかな。