2004-01-01から1年間の記事一覧

 ストレスレスなハートビート。

実に久々にdic.を更新しました。「ストレス」という題名。御笑覧下さい。なお、テキスト書きさんに50のお題より題名は採っております。 ……マッハ15で、緩やかに成層圏を突き抜けようとしていた。激しい衝撃が、ベルトでベッドに固定された僕たちを包んだのだ…

今/ここではない何処かへ……。

Speeder、僕を連れてってくれよ、何処でもない何処かへ。何故って、僕がずっと僕の人生で失ってきたモノを確かめる必要があるんだ。Speeder、僕を連れてってくれよ、何処でもない何処かへ。方向なんて知らせないでおくれ。僕の人生へ至る道なんて、見つけな…

 誰が本屋を殺したのか?

http://www.sankei.co.jp/news/040719/boo020.htmいやねぇ。お説ごもっともなんだけども、これって結構難しいんですよね。等と、数年前ただの書店1バイトに過ぎなかった人間がしったかぶって色々かいてみる。そのいち:1週間から10日という注文からの日数。…

 Song is Spiral anyhow ?

ウォークマン用のヘッドフォンを代えた。なんだかレコ屋の試聴機みたいな音を出す。乾いてて、低音はしっかりしてて、高音のヌケが良い感じ。前使ってたのは仕様的に中音域重視だったらしい。全然音の耳触りが違う。夜道を爆音でSpiral Lifeの『Florish』聴…

 キャベツとマヨネーズ。

『月とキャベツ』-篠原哲雄監督。山崎まさよし主演。やー久々に観た。新宿のリバティで980円でVHS買ったのがそのまま部屋に放置されてたので4度めくらいの鑑賞。夏休みは続かないから。年齢重ねるほど切なくなってくのはなんでだろう。最初観たときは正直、…

 星とちくわぶ。

『星の速さで駆けてく』-谷川史子。借りて読んだけど、良かったんで買いなおし。この漫画家さんて基本的に、出会い→すれ違い→はっぴぃえんどて流れのりぼん的プロットをキレイに描くタイプなんだけども、クッキーに掲載されたらしいこのマンガは、僕がツボに…

 猿と記憶。

Science Ministryインストアライブ。渋谷タワレコ。7月17日。黒沢健一、ホッピー神山、岡井大二にベテランそうなベース、ギター2人加えた円熟味溢れるバンドでした。つかこうやって生で聴くとぐっと良い感じですわ。CDより好き。カタルシスが大きい。但し、…

 Game Over〜困惑のABC PANIC。

http://www.asahi.com/national/update/0716/032.html青山ブックセンターことABC倒産!てのは(衝撃だけど)置いといて、気になったここ。 取引先の出版取次会社の栗田出版販売がこの日、東京地裁に同書店のグループ3社の破産申し立てをしたため、営業の継…

 永遠なるもの。

『盲導犬』-唐ゼミ、鑑賞。役者の力量の上達ぶりにはひたすら恐れ入る。モノの見事に非現実の世界に引き込まれた。あー、やっぱり唐十郎の演劇は、ことばの演劇なんだろうな。特権的肉体、て、ことばをもつ肉体、或いは肉体を持つことばのことだろう。たぶん…

 カオナシ。

『百景』-THE BOOM。FIVE-D社長による「反CCCD宣言+音楽理想主義思想」を見かけて、あーこれは買わなきゃいかんな、と思ったてのもあり購入。いや、BOOMは、オリジナルアルバムについては全部持ってたりするんですが。BOOMとL-Rという、なんか対極にありそ…

めぐりあえたら。

そう、僕は深い傷を負っている、誰にも癒せない、誰も僕を癒せやしない、けど、そう、君は僕をぴったり治してくれる、誰も君のように治すことなんてできやしないのに。 そう、君は僕をぴったり治してくれる、ねぇ、どうか僕をいちんち中、満たしてくれないか…

 所詮この世はサルの記憶の中。

『猿の記憶』-SCIENCE MINISTRY。同調する思考の棲む部屋こと音楽工房、Think Sync Integralから飛び出した、黒沢健一、ホッピー神山、岡井大二という3人(+エンジニア寺田康彦)から成るユニットのデビューアルバム。黒沢健一のソロの延長として聴いた身と…

犬は吠えるが唐ゼミは進む。

http://www.ever-raining.com/prize/karasemi.jpg全国版らしい(via http://d.hatena.ne.jp/gleam/20040703)。おーでかい。今までで一番でかいんじゃないか。Nのコメントは最早珍しくないけど、Wさんがコメントしてるのがなんか面白かった。ところでゼミと…

自虐なのか?

はてなモヤシっ子クラブに登録してみました。174cm/52kg(BMI:17.2)。

 quick notes #2。

いつになったら書くんだ、と突っ込まれそうなのでhttp://d.hatena.ne.jp/assa/20040620の続き。まぁそんなこんなで「理論」と「感覚」の共存、なんてことばをレポートで理屈ぽくものを語るのに疲れた僕がぶちまけた感じな課題雑文を、ゼミ教官であるとこのJB…

Closed...

『Alone Together』『MOMENT』-本多孝好。繰り返し触れてる作家だけどもあえて再び書こう。と再読して思ったのだけども。はてさて何を書いたものか……んー……。えーと、このひとの特徴て基本的にClosedな空間をモチーフとして文章を書いてるとこだと思う。冒険…

 Called...

『ミッドナイトコール』-田口ランディ。田口ランディの文章て、長編になるオカルトさが増し、短編になる程軽妙さが増す気がする。たぶん前者がそうなるのは、説明できない何かを必死に説明しようとしてみた結果だと思うのだけども、個人的には何を語る訳でも…

 絶望を知らない者に希望を語ることはできない。

http://www6.airnet.ne.jp/wan/freedom/の6月24日記事で拙論文が紹介されとりました。最近はAIRも活動半休止状態なので寂しい限りですが、それでもAIR情報について詳細に伝えてくれる、素晴らしいサイトさんです。普段覗いてる好きなサイトのひとや、文章を…

 信じがたい、信じまい。

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20040623ddm008020124000c.html学生をなめるな、と、http://d.hatena.ne.jp/assa/20040507で書いた例の会社ですが、いやはや学生は彼らが思ってる程XXではないようです。当たり前の結果だって。会社が学生…

信じない、信じたい。

『ジョン・レノンを信じるな』-片山恭一。一躍時の人となった文章書きさんの96年作品。武器であるテンポ良く響く文体はそのままに、やや抽象的、観念的な部分と理解りやすい恋愛青春小説のプロットをはさみストーリが続く。基本的には「内面/史実/現在」と…

 i believe in yesterday once more...

『きのうのこと』-LOST IN TIME。未来のことを歌わないバンド、こと、LOST IN TIMEの新作。最初聴いた時には「前作と違うなぁ」とイマイチピンとこなかったのだけど、何度となくさりげに聴くうちに徐々にアルバムの持つ温度感にはまってく感覚を覚える。そし…

【次回予告】quick notes #2。

たぶん僕のレポートへのJB先生のコメントと絡めつつ、批評とエッセイ云々に対する僕の考えから、僕が行ったりきたりな文章書く理由に迫る。意味があるかは……知らない。

quick notes #1。

そんなこんなでhttp://d.hatena.ne.jp/assa/20040605の木村立哉さんのコメントからつらつらと考えてみたことを書いてみようかと思ったのだけども。はてさて。一気に書くと大変そうだから、断片的につらつら書きますわ。ふと想い出したのが、大学3年の後期にJ…

 POPLIFE。

pal@popのページより。http://www.palatpop.com/sounds/index.htmlここはじめて開いてみたけど、無茶苦茶だいすき。SE&リズムフェティなんですねやっぱ。僕は。なんかおもちゃ箱ひっくり返してみた気分になる。おもちゃのちゃちゃちゃ。てか。少なくとも、…

 COMMONSENSE。

http://d.hatena.ne.jp/assa/20040605でエッセイストで映画プロデューサの木村立哉氏のスピッツ論についての駄文をつらつら書いたら、びっくり御本人からコメントが届いてしまいました。コメント欄だとどうしても巧く愛想が振りまけないので、ここで改めて喜…

we can fly !!!

その他。『club Teenage Symphony 06』てことで、イベントライブだったのよね。仕事の都合で途中から参戦したのですが、MOTORWORKSの他に目当てだったキセルと青山陽一は両方聴けたです。個人的にキセルはかなりツボ。リズムボックスの淡々たるリズムに複雑…

i can feel !!

さておき、やばいて。何がてMOTORWORKS、遂に始動。黒沢健一(ex.L⇔R)、ベース田村明浩(スピッツ)、ドラム堀宣良(ex.modern grey)そしてバンマスでギターかつセルフプロデューサ石田小吉(ex.Spiral Life。あれ?)、というとりあえず周辺の人物にイシ…

贖罪。

『愛の病』-狗飼恭子。幻冬舎文庫。恋愛小説家によるエッセイ。現実と空想の間を往復する少女的な文体でありながら、最終的に地に足ついてる、と思わせるのは、なかなかなセンスと思う。この作家はきっと、物書き、というよりかはむしろ、ことば書き、なんだ…

箒星。

『jupiter』-BUMP OF CHICKEN。もっと滾って欲しかった。それが一聴した感想。オープニングのBUMP節に「来た!」と思ったのだけど、その後はまとまってるというかまとめ過ぎたというか。美メロに忠実かつ多少の粗さも持つ『FLAME VEIN』、ことばと物語を重点…

別離。

『バスルーム寓話』-おかざき真里。寓話、と言うだけあって、ちょっと不思議な御噺を集めた短編群。モチーフは一環として「別れ」。幾つかの物語は「出逢い」の描写が余りに鮮やかな分だけ、それが持ちうる諸々を彫り起こすことに成功してる。淡々としつつも…