紅き天王山ノボレ。

埼玉スタジアムで首位攻防、浦和レッズ川崎フロンターレを観てきました。白熱の好ゲーム。こゆの観ると、特に欧州サッカーかぶれなひととかには、日本にも目の前で熱いサッカー観れるんだぜ、テレビでなく生で観て肌で感じないの勿体無いよ、て言いたくなる。興奮の坩堝と呼ぶに相応しい埼スタのあの雰囲気は勿論好きだけど、川崎Fの試合前後の南武線沿線の、ユニフォーム着た親子連れとかが街に溢れるピースフルな雰囲気も好きなんですわ。一応第二の地元ですし、川崎の試合も観にいきたいなぁ。

先制したが逆転され、追いついたという展開で、ちょっとやきもきはしたけどね。川崎の時間帯で、中村憲剛に前を向かせすぎてた。やはり、あのテンポを操る独特の、小気味良いセンスは怖い(同ポジションのライバル長谷部が怪我で、中村にぶつけられなかったのは残念だった)。2列目からの飛び出しでの得点も見事だった。(ただあれは、簡単に振り切られたアレックスがダメ。相馬と交代すぐに命じられたし、オシムの眼前でやるプレーじゃないよ。)ジュニーニョは追い込んで挟めば止められるけど、スペースをワイドに使う展開になると、川崎ほんと怖いですね。

けどま、よく追いついたもんだ。昔は先制して逆転されたらそれだけで気落ちして、焦ってから回って終わってたけど、今日の失点直後の同点弾は見事だった(遠めでよくみえなかったんだけど)。VTRでみたら、山田のパスがパーペキ。最近の山田は何か取り付いてるみたいに、動きがマジメだし、キレがある。もう少しサイドを突きたかったてのはあったけどね。後半の相馬の躍動的なプレーは見応えあったな。

しかし、この好試合に水を差したのは相変わらず審判。あれ非道い。もう何度も同じこと言いたくないんだけど、ほんまリーグのレベル上げるには審判のレベル上げなきゃだろ。伊藤の明らかなPA内のハンドはPKとらない、レッズの選手には警告を連発し、川崎のファールは基本流す。止めるべき場面流して、流すべき場面止める。相手にはしっかりPKの笛を鳴らすが、後半の相馬ポンテの突破を身体でつぶして止めた時には笛は吹かない。とまぁ、そんなこんなのオンパレード。ゲームブレーカー家本が島流しにあったように、他の審判にももうちょっと自省を促す仕組み作れないもんですかね。笛吹くなとは言わないけど、公平に吹け、と。こないだのジェフ戦の岡田主審のレッズ寄りの判定とかも含めて、心の底から残念です。自分の晴れ舞台とか錯覚して笛ふいてんじゃないよ。独りよがりに演奏ぶち壊す指揮者並みに、性質悪いての。