Anytime smokin' the cigarette.

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=17269536&comm_id=12151
http://d.hatena.ne.jp/hsksyusk/20070413/1176483033

これ、すっごい分かる。僕は非喫煙者なんだけども、mixiのコミュで非喫煙者が「そんなことはない」と優越感も交えて騒ぐ理由が逆にわからない。タバコ部屋で何が起こってるか見えてないし、見ようともしないからだと思うんだけど。

実際、僕が「おお!」て思う、ただ単に「有能」なのではなく、「有能」かつ「コミュニケーション能力の高い」人間は、喫煙者が多数だったりする。喫煙室からの情報を喫煙者経由で聞いて、対策がてら会議の議題になることもあるくらい。社内の重要な情報の数割は、タバコ部屋に集まってる気もします。情報が命の仕事だもんで、ますます。それに、役員や他部門のお偉方と新入社員が普通に会話できる場って、実質会社においてはタバコ部屋しかないわけで。これって恐らく、分煙化が切り拓いた新たなコミュニケーションの形態なんでしょうね。差別的な状況が生まれていることで、被差別者としての「ヤニ仲間」の連帯感も高まってると思うし。

逆に、タバコは仕事上有益な部分があると思いつつ吸わない自分にコンプレックスがあるくらいです。まぁ健康面では吸わないのがプラスだと思うし、余り喉に負担になることはやりたくないし、我慢できない性格の自分が吸い出すとヘビースモーカーになるのが目に見えてるので吸うことはないんだと思うけど。

この辺りのことって、会社入ってから気づきました。大学でも分煙だったけど、そのときは「手持ち無沙汰でなく1人で考える時間が持てていいなぁ」て思ったくらい。けど、会社という「情報と人脈が飯の種に繋がる」環境にぶち込まれた瞬間、こんなことを思うようになった。タバコ部屋って、非喫煙者の僕らが思う以上にオープンな場所だと思う。1人になろうと思えばなれるし、周囲と繋がろうと思えばつながれる。極めて公平なスペースなんじゃなかろうか。

だから、実際はすわなくてもすってるように見える「なんちゃって喫煙キット」みたいなのあったら、売れると思うよ。下手な啓発本よりも、100万倍役立つことでしょう。僕なら即買いして、ヤニルームデビューしようと思うことでしょう。