赤い稲妻が青を攻める(ゲッチュ)。

ゼロックス杯、浦和レッズガンバ大阪。3-1。J王者ガンバを寄せ付けない完勝と言ってよい展開。強い。つか強すぎ。小野、ポンテ、長谷部と絡んだときの展開の濃厚さってなんだろう。観てるだけで笑いがこぼれてくる。しかも中盤の守備にも献身的なこの3人。

戦術は昨年の応用って感じだけど、中盤からの展開の仕方が変わった印象。前は、ショートカウンターとか、横に回してサイドとかそんな展開が多かったけど、今は低めの位置からテンポよくまわして一気に前線を陥れるという印象か。ワシントンが入って遅攻のチームになるかもという話もあったけど、そんなこたなかった。(むしろワシントンの一瞬裏に抜け出すスピードは流石て感じ。)中盤奪って溜めたあとの展開のスピードはむしろ上がってる。つか何処からパスがでるか全く読めないし、出たときは絶対チャンスになってる。なんだなんだ。つか日本代表が3-6-1でやりたくてやれてなかったことほっとんどできてるじゃん。

後半の後半あたりは、特に2列目からちょこまか動く播戸対応、守りにはいったときの落ち着かせ方、中盤でのボールの奪い方を中心に課題が多く見受けられたけど、にしたって開幕1週間前で昨年のJ王者を前にこのサッカーは上出来過ぎる。それに小野、長谷部あたりがチームと一緒に練習した時間の少なさを考えればまだまだ伸びしろがある。ありえん。ギャラクシー。対してガンバは播戸が入る前は全く眠ってて殆ど怖くなかった。未だマグノがフィットしてないし、ライン飛び出し選手対応が比較的苦手なレッズ的には前線ちょこまか動くひとらがいなくなって対応しやすくなった感じしたし。他人事ながら大丈夫かなぁと思えてしまった。怖かったのは主審の西村が何時キレだすかくらい。まぁ今日はおとなしくしてくれて良かったです。

質の高い選手がモチベーション高いサッカーをやると、自ずと素晴らしいイメージのコンビネーションができるということかもしれない。一流は共有できるイメージを常に持っているからこそ一流なのだ。最終的な目的地はリーグ優勝なんかじゃない。三冠、そしてクラブ世界選手権のチケットだ。

そいや久々にアレックス良かったなぁ。日本代表のベンチにも相馬を置いてみちゃどうか、ジーコ