ハウスダスト混じりの孤独にクシャミしてます(1)。

渋谷タワレコにて買い漁り。

『沈黙の花言葉』-スムルース

石田小吉プロデュース購入祭り、てことで第一弾。つか、良いじゃんか。ギターアルペジオのオトと、弦の進行(生弦?だとしたら石田が生弦アレンジするのって初?)のテクセで直ぐに石田の手にかかってる、てのが分かる訳だけど、そのオトの質感に言葉数少ないとりとめのない独り言みたいなせつなげな歌詞が鼻のかかったややビブラートぎみなヴォーカルで歌われると、ほら、なーんか知らないけど、ぐっとくるモノある訳ですよ。1ヵ月前に聴きたかったなぁ。失敗した。


『candy lovely music!!〜胸のボタンがはじけて〜』-speena

石田ショーキチプロデュース購入祭り、てことで第二弾。なんつーか、つまりはこういうバンドだ。AVEX所属。なのだが、このカヴァーアルバムがバカにならない。何せ、小西康陽渡辺善太郎石田ショーキチの3人が各2、3、2曲アレンジからプロデュースまで担当している。通して聴くと、いかにも小西節な軽快ポップチューンから、渡辺善太郎の渋いバンドアレンジまで、しかもプリプリからキャンディーズからカーペンターズ、マドンナまで1枚で楽しめてしまうとゆう割とガールポップ好きには痺れるお得な1枚。

と言う訳で、石田曲の評価に行くのだけども、こいつが文句なしにテクセ全開で良いんだわ。石田流エレクトロポップの王道を行く「スペシャルボーイフレンド」のアレンジといい、「雨の日と月曜日は」の打って変わった渋いアコギのカッティングと前面でまくりなコーラスワークといい湯川トーベンのぶっといベースといい、石田プロデュース曲フェティにはたまらない2曲となっとります。これは意外と美味しかった。ご馳走様でした。

で、石田祭りは終了。高円寺でシークレット弾き語りでフォトグラフ唄ったって……?聴いた数十名の方がほんと羨ましい。とゆか、石田の「木綿のハンカチーフ」も十分聴きたいのだけど。絶対ガールポップ嗜好強いから、アイドルに曲提供とかしてほしいですなぁ。