赤い華。 - asap@anex.

浦和レッズ対名古屋グランパス。テレビ観戦。鑑賞。完勝。3-0。

これがつい先日まで燻っていたのと同じチームか、と驚かされる素晴らしいゲームでした。ようやく高い位置でのDF→速攻という形の連動性ができてきた。奥深くへのサイドの侵入もできてた。惜しむらくは、楢崎の好プレーさえなければ後、2、3点はとれていたであろう追加点を奪えなかったことと、永井の「狙いは分かるがにしても精度の低すぎるだろう」と言う安易な縦パスが目立ったことくらいか。

動きが良くはなってたけど結果でてなかった田中達也のゴールが何よりうれしかったし大きかった。DF時の動きやウラを狙う動きの良さはそのままに、ゴールを見る姿勢が結実して結果をしっかり出してくれた感じだ。エメの3点目のゴールはいかにもエメらしいというか、ようやく眠りから目を覚ましたか、というテクニカルかつ力強い好ゴール。ゴール以外でも前半から走り続けてくれて、前の試合の前半とは別人のようだった。守りは、跳ね返ったボールがこぼれてしまった前半のクライトンのシュートの場面以外は安心してみれた。一対一で負けず、前へ前へと向かうアグレッシブなDF、そしてそこからの攻撃、先制、前がかりになる、もしくはずるずる後ろへ引く相手への執拗な逆襲。これが浦和のサッカーだったなぁ、とようやく思い出した。思い出させてくれた。

レッズの春のキャンプはようやく終わったようだ。鹿島と名古屋と揃ってようやく負けてくれた。FC東京の如く、ずるずる負けてくれれば、長いリーグ戦、まだまだ面白くなる。かもしれないと期待しつつ。