withered love, but i do pray that......
夕べいかなる夢を見し?僕は昨日君に問い、
どんな夢を見たんだろう?君の答えはつれなくて。
よく眠れるか愛し君、ただそれだけを言いたくて、
どうしてそんなこと思う、君は答えた、ため息混じり。
あらゆるアイのささやきも、既に消え往き絶えも絶え、
僕が君へとできること、全て費えてしまいしか?
僕が君へとすべきこと、ことばにするは、永久のアイ、
僕は君へと伝えよう、永久に囁き続けよう。
何処へあなたは行くのだろう?僕が問いしは駅の中、
君は答えし目的地、アイの枯れ行く場所へゆく。
時に互いに深々と、傷つき続けた日々がある、
何人たりとも僕たちの、アイを治せるモノはなく、
君はひとりで泣いていた、それに気付いていたのかい?
夕べいかなる夢を見し?僕は昨日君に問い、
どんな夢を見たんだろう?君の答えはつれなくて。
何処へあなたは行くのだろう?僕が問いしは駅の中、
君は答えし目的地、アイの枯れ行く場所へゆく。
アイ枯れし地へ、君はゆく。
アイの枯れ行く、みちをゆく。
『(A Place Where) Love Goes Withered』
英作詩:石田ショーキチ 2004
そんなで寸前に迫るクリスマスを祝い、石田小吉英語詩和訳祭り@意訳と偏見たっぷりモード第3弾。優しさに包まれたアレンジのMOTORWORKSのアコースティックナンバーを。
……てさぁ、訳してみたら滅茶苦茶せつない別れ歌じゃんか。こんなでいいのか。まぁいいや。訳してしまったからには晒してみよう。「Withered」を意味がこんなだとは知らなかった、英語だめだめな自分だったのでした。もっとやや明るめな旅立ちの歌だと思ってた。これはまさしく「涙の乗車券」のセカイですな。
因みに、石田が唐突に古風なことばつかいを歌詩の中で使うのを非常に興味深い現象と思ってる僕は、なんとなく石田的ことば回しを意識して和訳してみました。七五調なのは、なんとなくです。川原泉をちょっと意識してるかもしれない。こんなポエムを川原は書きはしないがかっこ笑い。