最近の音楽消費など。

『リリックトリガー』-スムルース

あ、これなかなかいい。冬色ガールの季節も終わりそうなので丁度良いかも。1年間聴いてたよ、冬色ガール……。

ジャケットのキャラクターが326っぽいのが、弱冠不満といえば不満かも。

『ナツメ』-音速ライン

これもいい。なんでこれを前のアルバムで出せなかったんだ。ちょと構成がおもろいね。なんとなく歌謡曲ぽい音階ラインが好きなバンドなんだなぁなんてことをよく思う。

あのドラムはけっこう好きだったので、ドラムの方の脱退は残念でした。

『音速パンチ』-Cocco

音速繋がり。コミカルな題名なのに歌詞がぅぉぅぁて感じなのには驚いた。根岸孝旨と向山テツのリズム隊は最強です。うねうねぐるぐる。去年以降のこっこは、この声の伸びる感じが個人的に好きです。陰湿さは薄れたけど、それがいいんじゃないかなぁ。

『Who』-小谷美紗子

タワレコ限定発売マキシ。前アルバム『Adore』以降完全に壁をぶち破った感あり。風格漂うなぁ、と思ったら、もうデビュー10年なんだねぇ。関係ないけど、このひとソロでカヴァーアルバム1回つくってほしい。

『その未来は今』-the pillows

コードが同じIVM7-IM7なのをいいことに、オープニングをスパイラルライフの『100 miles』にしてみて遊ぶテスト。最近でたピロウズのバンドスコアを買ってきて、ピアノでさらってみてるんだけど、そんな弾き語りはけっこう熱くなったり、せつなくなったり。シンプルに凝っているので、ちょっとアレンジに走ってみたくなるなぁ。

けどこのバンドスコア、ピロウズ初のバンドスコアなのはいいんだけど、「ベストスコアなのにあの曲入ってない!」的な不満からは逃れられない。アルバム曲って概念が希薄だからなぁ、このバンドは。

ところで、アマゾンのレビューで「アジカンに似てる」とか書いてるのは誰だ。じっくり聴いてみなされ、アレンジと録りの思想が全然違うのに気づくのに時間はかからないはずだ。少なくともギターに関していえば、パワーコードをごりごり鳴らしただけじゃ明らかにピロウズのオトは出せない。バンドスコアにらめっこして勉強しましょう。