QUEは猿色。

下北沢CLUB QUEにいってきました。石田ショーキチ神森徹也、システムキッチン。

イシダのセットリスト。大雑把。何か抜けてるかも。ツインギターの4人編成。ドラムは堀ノブヨシ。

モンキーマジック
銀河鉄道999
JET(曲名不明。洋物カヴァー?)
パン屋の娘ソング
コスモゼロ
フォトグラフ
陽光風車
霧雨

UNなし。

いきなりゴダイゴ2曲。バンドで『フォトグラフ』は本ライヴのクライマックスでしょうね、想像以上に良かった。後は淡々と。渋い選曲でしたなぁ


イシダ目当てで勿論いったんだけど、二番目の「システムキッチン」(ハミングキッチン http://www.hummingkitchen.com/humikichi/index.htmlにドラムパーカスを加えたバンド名とのことらしい)がすごっく良くて笑顔が止まらなかった。紅一点ヴォーカル(ちょっと軽めの五島良子て声質も、表現力が絶妙。音程もぶれない。)にアコースティックギター(コーラスが絶妙)ドラム、パーカス(父子)という構成だったのだけど、もう初見バンドとは思えないくらい最高な気分でした。恐らく9割イシダ目当てだった会場全体を、その時間は彼女らの時間にもっていった。すごい。ヴォーカルとベテラン軸のバンドアンサンブルの妙だね。

選曲も良かった。『恋は桃色』に、『赤いスイートピー』(ドラムの人がスタジオで叩いた曲らしいのだ。)のカヴァー。広い音域を駆使して、あんなキレイに自分の歌にして歌えるんだからなぁ、生まれ変わったら「歌姫」になりたい。「たとーほえばぁ、あなはたがぁぁー」とかあんなじゃないぞ。


一番目の方は、何処かで名前はききおぼえのあるひとでした。弾き語りするキセルとかフィッシュマンズとかそんな方向性。歌はうまくて別段悪くないのに、どこか卑屈な方向にもってちゃうのが残念でした。いや、200人満員の観客の前でどう振舞ったらいいのか分からなくなるて気持ちは分かるんだけど。スネオヘアーのマネをしてみたんでしょうか。