フルッサー・ストラット。

MOTORWORKSのDVD『BRAND-NEW MOTORSHOW』を眺めながら。あ、しまったな。間違えてた。フォトフレームはDVDではなくシングルの方のタワレコ特典だったらしい。945円のシングルであんな写真たてまでつけてくれるなんて、なんてご機嫌なバンドなんだろう。因みに、DVDの特典は、フォトアルバム。やはり写真なのか。話は逸れるけど、ひもとじる、というイシダ動詞がとても好きだ。広辞苑に載せられるモノなら載せたいですな。

写真と言えば、ヴィレム・フルッサー『写真の哲学のために』が今ゆっくりと読み進めてる『音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ』でしっかり引用されてて、とても懐かしい思いを抱くと共に、そいや一時期あれだけ面白がった割にフルッサー使わなかったなソツロン、とちょっと思い出したりもした。音楽と接続させて装置としての録音とかなんとか、てそいや考えてたなぁ。因みに、余談だけど僕の研究室の先生だったドイツ人通称べ師は、ドイツで注目を浴びてたらしいフルッサーを一生懸命日本で紹介してるところを、うちの課程のMさんという先生の目にとまって、横浜に引き抜かれたのだった。と、授業でMさんが仕切りに自慢げに言ってた。そして、Mさんが色色と授業で紹介してるのを聴いてフルッサーのこの本を読んでみて、それを紹介したひとなら僕がやりたいこと(メディア論的な美学的なよく分からない何か)を書けるんじゃないか、と思って最終的に研究室決めたんだったなぁ。なんて瑣末なエピソードを思い出した。そいや更に余談だけど、昔『BBSの哲学のために』てレポートMさんに出したよ。時間なかったからさらっと力抜いて書いた、レポートというよりかは、単なる掲示板駄文にっきについて書いた駄文だった。良だった。たぶん、苦笑されてたかもしれない。そんなこんなな懐古趣味。そっとイトを吐き、紐を編み、閉じてゆく。

フルッサー取り上げた音楽美学系レポート。2001年かぁ。若いなぁ文章が。『茶の本』も昔入れ込んだなぁ。懐かしい。

しかし話はまた逸れるけど、未だDVD掻い摘んでしか聴いてないけどやっぱすげぇバンドですわ彼ら。シングルは、折角数百曲入りのMP3CD焼いたのに、冒頭2曲ですぐ1曲目に戻してしまいます。『1-2-3-4〜』と『プラスティック・ソング』延々リピート状態。この2曲で945円か。ホントにたった12分のCDなんだろうか。何かとりついてる。


あ、たぶん、このDVDがんばって探せば、映ってるの見つかるな。観客席が映ってる割合が大きい。田村の水、割と正面から浴びたし。