every blog goes〜秩序のない文章とトラックバック。


ちょっと凹んだ。長い文章でやるのも大変なのに、断片的な文章だけで複雑な状況分析と、もっと複雑な書き手の真意を伝えるのは、やはり難しい。複雑にこんがらがってる社会なのだ。文章も、音楽も、ハイパーリンクも。

http://homepage3.nifty.com/candydrop/hobby.html

こういう狭い音楽ファンを見るたびに、切なくなる。
狭いついでに無知で、それをたしなめてくれる人もいない現状。

(略)

彼はルーツも分かってないのにパクるのは志が低いという。
インタビューで公然とパクってますといいきる彼らの「曲作りの倫理基準」は
ロックが突き詰めるところの志とか云々の問題ではない。
議論はそもそも話の立脚点がおかしいし、何よりも狭量にすぎる。

断片的に読解され、断片的にリンクされ、断片的な読解を受けてく。断片的な記事に緩やかにリンクを貼れる、というBLOGの可能性ばかり今まで目を向けてきたけど、つまりはこんな側面もあるのだなぁ。と。

とりあえず。自己フォローというかなんというか。いちお、しておきますね。

id:assa:20050115(記事群の発端)
id:assa:20050120
id:assa:20050123(「狭量」とご指摘を受けた記事。)、
id:assa:20050125
オレンジレンジパクリ疑惑云々に関するid:assaが書いた記事全て。1月15日が発端なのでここは読んで頂きたいところです。)

http://mmcs.edhs.ynu.ac.jp/~askaw/sotsuron/
(音楽に対し「狭量な」著者が書いた論文。己の「無知」ゆえに数十冊の本を読み漁り、七万字の文章を書きました。)

id:ykurihara:20050120(これは確かに「たしなめ」ではないですね。笑)


そんなこんなで材料は出し切りました。判断は全て、読者の皆様と、リスナーの皆様にお委ね致します。


そいや、ついに『ディジタル著作権』-名和小太郎みすず書房)、読了しました。長かったー。むずかったー。よく読みきったー。