このままどうして痛いんだっけ?

恐らく購入する最新最期のレーベルゲートCD(つかCD規格外のクセにCDて書くのイヤだな、と今更のように気付く。)になるであろう『ストライク』-スネオヘアーを聴く。どうも悪くはないのだけど、「ストライク!」と歯切れ良く言えるような名曲でもないかなぁ、という感想。次号スネオ表紙を確約した某雑誌によるインタビューによれば、タイアップがついて突発リリースというから、まぁ仕方ないか。

スネオの魅力て、何処かうじうじした内向性と痛々しくなるまでの吹っ切り感の振れ幅の広さを、圧倒的なポピュラリティあるメロとアレンジの上で億面泣く歌い切れるとこだと思うのだけど(なんだそれは)どうもそういう「何か」をさらりと流してしまってる感じがする。ソツなくギターポップソングに仕上げました、て感じ。御得意のM7thのしょっぱい感じも薄いしminorのいなたい感じもない。名曲かつ迷曲『ヒコウ』で次のアルバムへの期待感が強まったけど、今作聴くとちょっと不安だぞ。カップリングは新作ではなくライブ音源だし。リリースも予定より延びてると聞く。

……まぁともあれリリース延びたおかげで恐らくCCCDは回避だろうし、結果オーライ、てことで、次作名盤期待してる連中のひとりですわオラァ。このままこうして、ここではないどこかへいきまっしょい。

あ、Polarisのドラムのひとが叩いているんだ。へぇ。